首都圏【新築マンション】平均価格6,000万円越え!販売戸数は3万個を下回る。
不動産経済研究所の発表によると、2020年、首都圏の新築マンション平均価格が1戸辺り6,083万円と6,000万円台を突破しました。
6,000万円台を突破したのはバブル期の1990年以来となっており30年ぶりで、前年度と比べても1.7%(103万円)の上昇となっています。
さらに、東京都区部だけだと7,712万円、東京都下は5,460万円となっていて、東京都区部と都下では2,000万円以上の開きがあります。
他県と比べても、神奈川県5,436万円、埼玉県4,565万円、千葉県4,377万円となっており、東京都区部の平均価格は突出して高くなっています。
一方で、首都圏の新築マンションの年間供給戸数は2万7,228戸となってリ、3万戸を下回るのは28年ぶりとなっています。
さらに、前年と比べると12.8%の減少になっています。
供給戸数減・価格上昇という状況から、需要が減少しているにもかかわらず、価格が上昇するという異常な現状が見えてきます。
因みに、2021年の年間供給戸数は17.5%増の3万2,000戸程度になると予測されています。
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