住宅ローンの借入金額の相場は?

住宅ローンの借入金額(融資額)の相場について

こちらの記事では近年の住宅ローンの平均借入額についてみていきます。
データは住宅金融支援機構が出しているフラット35利用者調査結果(2019年度データ)を基にまとめていきます。

住宅購入者がどの程度の金額を住宅ローンで賄っているのかが気になる方は一度こちらの記事に目を通してみて下さい。

まず、全国平均でみていくと、住宅の購入額は3,663.6万円、融資額は3,069.5万円、購入者の平均年齢は40.2歳となっています。
三大都市圏や各都道府県によっても平均金額は異なりますが、全国平均だとこの金額になります。

全国平均だと住宅購入時に組むローン金額は約3,000万円ということになりますね。

因みに、三大都市圏でみるとこのようになっています。
首都圏 => 平均購入額は4,028.9円・平均融資額は3,366.6円
近畿圏 => 平均購入額は3,545.9円・平均融資額は2,960.8円
東海圏 => 平均購入額は3,396.4円・平均融資額は2,868.1円

やはり、首都圏は他のエリアと比べても物価が高い分、購入金額、融資金額共にかなりの開きがありますね。

ただ、ここでまででみてきた金額は全物件種別での平均になります。
物件種別によっても大きく異なります。

そこで、もう少し細かく、注文住宅、土地付注文住宅、建売住宅、中古戸建、マンション、中古マンション毎にまとめていきます。

注文住宅と土地付注文住宅

注文住宅の全国平均は購入額3454.4万円・融資額2743.2万円、土地付注文住宅の全国平均は購入額4256.9万円・融資額3621.2万円です。

注文住宅とは、自分の土地(または土地を別途購入)の上に間取りなどを自由に設計して建てる住宅です。
注文住宅には「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」があり、完全にオリジナルな住宅を建てたい場合には「フルオーダー住宅」、基本仕様が決まっていて間取りや設備を自由に設定できるのが「セミオーダー住宅」となります。

土地付注文住宅は、土地が付いている分金額が数百万単位で上がります。

建売住宅

建売住宅の全国平均は購入額3494.3万円・融資額3005万円です。

建売住宅は、注文住宅とは異なり既に完成している住宅になります。
その為、基本的には自由に間取りや設備を変更することは難しいです。

予め仕様が決められている大量生産の住宅になるので、注文住宅と比べるとかなり金額が下がります。

中古戸建

中古戸建の全国平均は購入額2573.9万円、融資額2220.4万円です。

中古戸建の購入額は全国平均で2,500万円程度ということですね。

特に首都圏では都心部を中心に中古戸建は人気で、市場に出ても直ぐに売れてしまうと聞いたこともあります。

首都圏での中古戸建の平均購入額は3162.6万円・融資額は2705.7万円です。
もし首都圏で中古戸建てをお探しの方は参考にしてみて下さい。

マンションと中古マンション

マンションの全国平均は購入額は4521.1万円・融資額3601.7万円、中古マンションの全国平均は購入額3109.6万円・融資額2606.4万円です。

マンションと中古マンションでは機構からの融資金に約1,000万円、購入金額だと1,400万円近くもの開きがありますね。
中古マンションのメリットとしては新築マンションよりも安い点にありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので、購入時には違いをしっかりとチェックしてから購入する必要があります。

一概に金額が安からという理由だけで中古マンションを選ぶと痛い目を見ることもあります。

まとめ

最後に、上記で説明したデータを表にしてまとめておきます。

年齢 頭金 融資金額
※注1
その他の借入金 住宅購入金額 融資金額割合
※注2
頭金割合
※注3
全体 40.2歳 424万円 3,069.5万円 170.1万円 3,663.6万円 83.8% 11.6%
注文住宅 43.3歳 621.9万円 2,743.2万円 89.3万円 3,454.4万円 79.4% 18.0%
土地付注文住宅 37.6歳 443.2万円 3,621.2万円 192.5万円 4,256.9万円 85.1% 10.4%
建売住宅 38.9歳 282.4万円 3,005万円 206.9万円 3,494.3万円 86.0% 8.1%
マンション 42.1歳 736.2万円 3,601.7万円 183.2万円 4,521.1万円 79.7% 16.3%
中古戸建 42.2歳 209万円 2,220.4万円 144.5万円 2,573.9万円 86.3% 8.1%
中古マンション 41.6歳 352.1万円 2,606.4万円 151.1万円 3,109.6万円 83.8% 11.3%

※住宅金融支援機構が出しているフラット35利用者調査結果(2019年度データ)を基にまとめています。
※注1)住宅金融支援機構からの融資金額です
※注2)住宅購入金額に対する融資金額の割合です
※注3)住宅購入金額に対する頭金の割合です

平均年齢を比べると、土地付注文住宅と建売住宅の購入者が比較的若いです。

頭金に関してはマンションが736.2万円と一番高く、次いで注文住宅が621.9万円となっています。

住宅購入金額に対する頭金の割合は物件種別によって8.1~18.0%と大きく開きがあります。
注文住宅やマンションは高い傾向にあるようですが、必ずしもこのデータだけが全てではないです。
とはいえ、参考程度にして貰えばと思います。

こちらのデータは住宅金融支援機構のフラット35利用者(2019年度データ)の全国平均データのみをまとめています。
各都道府県毎の平均データも出ているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

また、住宅購入金額に関するデータは国土交通省も出しています。
内容は異なりますが、気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。
平成29年度住宅市場動向調査報告書

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