リフォーム工事での契約書への捺印は慎重に!
リフォーム工事を依頼する場合の契約で気を付けないといけないのが、契約書の作成です。
大前提として、どんなに小さい工事であっても契約を口頭で行わないようにすることが大切です。
必ず契約書を作成して貰うようにしましょう。
そして、リフォーム業者から説明を受けた後は、急いで契約書に押印するのは危険なので避けることも大切です。
説明を受けた後、一旦契約書を預かって内容をしっかりとチェックすることが大切です。
もしくは、契約書のコピーを事前に貰って読み込んでから説明を受けるのもおすすめです。
まずは、請負契約約款をしっかりとチェックしましょう
請負契約約款は文字が小さい上に文章量も多いので、読みづらいことが多いです。
それでも、必ず何度か読み返してしっかりとチェックしましょう!
あまりよく分からない言葉などが出てくることもありますが、その場合にはインターネットで調べるなり、業者に直接質問してみて下さい。
質問せずに放置すると後で痛い目を見ることもあるので気を付けましょう。
特に入念にチェックすべき点は「工事完了が遅れた時の遅延損害金」「瑕疵担保責任」「紛争が起きた時、どの裁判所で行われているか」の3点です。
業者に都合のいい内容になっていることもあるので、この3点は必ず確認して、分からない事があれば詳しい方に相談したり、インターネットなどで調べて下さい。
また、
・もし仮に工事が中止になった場合の補償
・火災保険や建設工事保険に入っているか?
・ご近所に損害を与えた場合の補償
といった点について記載されているかも重要です。
もし記載されていない場合には、リフォーム業者に質問して回答を得るようにしましょう。
その際、契約書にもその旨を記載して貰うことが大切です。
決して口頭でのやり取りだけで終わらないようにして下さい!
また、契約時には契約書以外にも様々な書類を渡されるので、面倒でもそれぞれをしっかりと確認するようにしましょう。
それと、リフォーム業者と打ち合わせを行った際には、打合せ記録を作成して貰うこともおすすめです。
「言った・言わない」や「いつどのような経緯で何が決まったのか?」でトラブルにもなることがあるので、それを避けることも大切です。
リフォーム工事でのトラブルというのはよく耳にする話しです。
自分の家のリフォームでトラブルが起きないようにするために、もし書類を確認して「この業者は怪しい」と思ったら別業者へ依頼することも大切です。
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